彼はオシャレとは無縁の生活をしています。
基本的に服を買いません。
年を重ねると、服に興味がなくなる人多い気がしますね。
たまに、服を買わないことに快感を覚えてしまう人もいるようですし。
禁欲をしているとそれが楽しくなる傾向があるみたいですね。
例えば、
ガラケーをずっと使っていてスマホに変えるタイミングを見失った人も、
かえないことが快感になってきてしまうんですね。
他にもICカードを使わない人とか、
電子決済をしない人、そんな人と同じです。
服を買わないことも、いつの間にか快感になるようです。
彼はまさにそれです。
でも、彼にはお気に入りの部屋着があります。
高校生の頃から来ているトレーナーのような服です。
黒の長袖の上にねずみ色の
まるで重ね着をしているかのような服です。
それがとても着心地がいいらしく
その服を着るたびに自慢をしてきます。
自慢ポイント1
「この服は高校時代から着ている」
その割に丈夫なんだよ自慢してきます
見た目はもうテロンテロンなんですが、
生地自体は、確かにほつれたりはしていないので丈夫な方なのでしょう。
自慢ポイント2
「とにかく着心地がいい」
まるでシルクのような肌触り。だそうです。
でも、そこでひとつ疑問が生じました。
恥ずかしながら私はシルクの服を着たことがありません。
ちなみにうちにもシルク素材の服はありません。
すると、シルクのような肌触りというのは信用できるでしょうか・・・
いや、できません!
そこで、関係ない会話のときにそっと聞いてみました。
結論・・・シルクの服を着たことがありませんでした!
まぁ、どうでもいいです。
自慢ポイントその3
「イトーヨーカドーで買った」
その自慢のポイントが未だにわからないですが、
ヨーカドーで買ったことが自慢だそうです。
なんとなく、彼の話を要約すると
イトーヨーカドーという高級ブランド店でもないところで買った服が
いまだに着れている。
ということが自慢ポイントだそうです♡
この話はきっと、1年後、5年後・・・もしかしたら10年後までされるかもしれません。
そう思うと・・・その服すごいな!